主は雷と雹をくだされ

稲妻が大地に向かって走った。　ハオ、第六天です。



人を動かすのは意思であり、また、その意思が人を動かす。

その積み重ねが歴史であり、歴史は人の作り上げた、何者にも侵されない人だけの財産である。


らしい。　誰の言葉だったか・・・・？


人を人として形作る物・・・我らがカトリックで言えば、神が最初に給わせたものである『言葉』

言葉、言の葉、言霊・・・文字であれなんであれ、人間が最も優れている動物たる所以・・・・つまりヒトである所以は、己の意思を表明する手段の多さやないかと。


それでは、己の意思がない人間はヒトではないって事なんだろうか？

ちょっと違うと思う。

人の世には法がある。　ルールがある。　それは美徳であったり善意であったり、常識・良識・・・
それらは、人が『意思』を持って作り上げた秩序であり、今の世を『社会』として機能させている大事な根。

人間とは、その法に則って自らの意思を表明していく者じゃあなかろうか？


良識・常識・・・それら法やルールを欠いた者は、平たく言うと人間社会で生きていけない。

死ぬ。　それが人ではないって事だと、僕は思います。


僕は、愛する人や、大切な人たちを死なせたくないなぁ。　ただただ、そう思うばかり。




抽象的過ぎますね。　すんまそん。

まあ、何かと言うとよう分からん事を言うと人には言われる僕ですが、こんなヤツでも、それなりに大切なもんはあるんだぜって事です。

強欲で、奪うこともするし、壊すこともするけど、法やルールは侵さない。

真っ直ぐ、正直に、それでいて社会に適応した大人であり続けたいと思います。
だって、もう２０代も後半戦に入っちゃったんだもの。


「人にどう思われようが、」・・・なんてのは愚の骨頂。

その後に続く言葉が「自分さえ良ければいい」って事に、いつ気付くのだろう？

誰かと生きていく為に、何よりも自分を滅しないといけないこともあるし、それが延々と続くこともある。
それを我慢するのが大人であり、それ以上に、それらに折り合いをつけて、自分自身を納得させる力こそが大人の本懐。

本当に大切なもんを見失って、逃げに逃げても、それは生きていることになるんだろうか？
辛いはずなんですよ、逃げるって。　立ち向かうよりもずーっと。


馴れ合いや傷のなめあい、大いに結構。　だけど、それじゃあ、いつ、お前らは幸せになるの？

なんで方法を間違えるのか？
人によって法が違うなんてないんだよって。

誰しもが、それらに則れば素晴らしいから、今日まで築き上げてこれたんだろうが。


逆に言えば、法に則らない方法では幸せにはなれん。
全てが示している。　結果がある。　それから目をそらして目先しか見てない。　それは大人だ子供だというより、もう・・・

もちろん、『法に則って行動する』事自体が凄く難しいってのもあると思います。
難度は、その人それぞれのスペックによって異なるでしょうし。

でも、それに立ち向かって・・・レベルアップすりゃいい話です。


『立ち向かう意思』　もう、これがないと何もできねえ。




誰に向ける訳でもないけど、唐突に、こういう事を書きたくなりました。

妙な理屈かも知れんですが、僕はこう信じて生きています。
かなり失敗もするけども。　不器用やしね、本当に。


立ち向かうのを辞めたくないなぁ。　僕はまだまだ活きていたい。